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iDeCoは無職でもメリットある?続ける価値を検証

あお




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この記事は、退職や転職の合間、専業主婦・主夫、失業中などで「無職になったけれどiDeCoは続けるべき?」「節税できないなら意味ないのでは?」と悩んでいる人に向けた解説記事です。

iDeCoは無職でも加入や継続ができるケースがありますが、会社員時代とはメリットの出方や注意点が変わります。

本記事では、無職でもiDeCoを続ける価値、加入資格、掛金上限、必要な手続までをわかりやすく整理し、自分に合う判断ができるように解説します。

目次
  1. iDeCoは無職だと意味ない?まず結論と判断ポイントを解説
  2. 無職になったらiDeCoはどうなる?加入資格と国民年金の被保険者区分
  3. iDeCoを無職で続けるメリットを検証
  4. iDeCoを無職で続けるデメリットとリスク
  5. 無職のiDeCo掛け金はいくらまで?掛金の上限額と変更方法
  6. 無職になったら必要なiDeCoの手続きと書類
  7. 無職から再スタートする人のiDeCo活用法
  8. iDeCo 無職 でよくある質問
  9. iDeCoも楽天証券
  10. 合わせて読むべき書籍
  11. 関連記事

iDeCoは無職だと意味ない?まず結論と判断ポイントを解説

結論からいうと、iDeCoは無職だと一律に「意味がない」とは言えません。

たしかに、所得税や住民税を払っていない期間は、iDeCo最大の魅力とされる掛金の所得控除メリットを受けにくくなります。

そのため、節税だけを目的にしていた人にとっては魅力が薄く感じられるでしょう。

一方で、運用益が非課税であること、老後資金を強制的に積み立てやすいこと、再就職後も制度を継続しやすいことは無職でも変わりません。

判断のポイントは、今の家計に余裕があるか、60歳まで引き出せない資金拘束に耐えられるか、再就職や自営業化の予定があるかの3点です。

節税がないから即やめるのではなく、家計と将来設計の両面から見極めることが大切です。

無職でもiDeCoを継続するメリットは運用益の非課税と老後資産の確保

無職の期間でもiDeCoを続けるメリットは、まず運用益が非課税で積み上がる点にあります。

通常、投資信託や定期預金の運用で利益が出ると税金がかかりますが、iDeCo口座内での運用益には課税されません。

また、無職の時期は将来への不安から貯蓄を取り崩しやすくなりますが、iDeCoは原則60歳まで引き出せないため、老後資金を別枠で守りやすい制度です。

「使ってしまわない仕組み」があること自体をメリットと感じる人も多いです。

さらに、再就職後に掛金を再開しやすく、長期運用を途切れさせにくい点も見逃せません。

短期の節税効果だけでなく、長期の資産形成という本来の目的で見ると、無職でも継続する意味は十分あります。

無職で節税がないとデメリットが目立つケースもある

一方で、無職の期間はiDeCoのデメリットが目立ちやすくなるのも事実です。

最大の理由は、所得がない、または少ないことで掛金の所得控除メリットを十分に受けられないことです。

収入があった時は節税額が実感しやすかった人でも、無職になると「手数料を払ってまで続ける意味があるのか」と感じやすくなります。

また、収入が止まっている時期に毎月の掛金負担が家計を圧迫することもあります。

iDeCoは原則60歳まで引き出せないため、生活防衛資金が不足している人には不向きです。

特に、失業期間が長引く可能性がある人、近いうちにまとまった支出がある人、投資リスクを取りたくない人は慎重に判断すべきです。

節税がない状態では、メリットより資金拘束や手数料の重さが先に見えるケースがあります。

iDeCoを無職で続けるべき人・慎重に検討すべき人の違い

無職でもiDeCoを続けるべき人は、生活費とは別に十分な預貯金があり、老後資金を計画的に積み立てたい人です。

また、近いうちに再就職予定があり、再び所得控除メリットを受けられる見込みがある人にも向いています。

反対に、いったん掛金の拠出停止を含めて慎重に検討したいのは、生活費に余裕がない人、失業期間が読めない人、教育費や住宅費など近い将来に大きな支出がある人です。

iDeCoは「続けるか、完全にやめるか」の二択ではなく、掛金を減額したり、拠出を止めて運用指図者として保有したりする選択肢もあります。

大切なのは、節税の有無だけで判断せず、家計の安全性と老後資産形成のバランスで考えることです。

判断項目続けるのが向く人慎重に検討したい人
家計余力生活防衛資金が十分ある毎月の生活費が不安定
就業見込み再就職予定がある無職期間が長引きそう
目的老後資金を確実に確保したい近い将来に使う資金を優先したい

無職になったらiDeCoはどうなる?加入資格と国民年金の被保険者区分

無職になったときのiDeCoは、ただ自動的にそのまま続くわけではなく、国民年金の被保険者区分に応じて加入資格や手続きが変わります。

会社員を辞めると厚生年金の第2号被保険者ではなくなり、第1号被保険者や第3号被保険者に変わることがあります。

この区分変更に合わせて、iDeCoでも加入者資格の変更届や掛金額の見直しが必要になる場合があります。

手続きを放置すると、掛金の引き落としが止まったり、資格不整合で処理が遅れたりすることもあります。

無職といっても、求職中、自営業準備中、扶養に入る専業主婦・主夫など状況はさまざまです。

まずは自分が国民年金のどの区分になるのかを確認し、そのうえでiDeCoの継続可否や掛金上限を判断することが重要です。

退職後は加入者資格が変わるため国民年金の種別確認が必要

退職すると、会社員としての厚生年金加入が終了するため、iDeCoでも加入者資格の前提が変わります。

たとえば、退職後に自分で国民年金へ加入するなら第1号被保険者、配偶者の扶養に入るなら第3号被保険者になる可能性があります。

この違いによって、iDeCoの掛金上限や必要書類が変わるため、まず確認すべきなのは「今の自分の年金区分」です。

特に転職の空白期間がある人は、短期間だけ無職になるつもりでも手続きが必要になることがあります。

退職後に何もしないままだと、iDeCoの登録情報と実際の資格が一致せず、後から修正手続きが必要になることもあります。

退職したら、年金事務所や市区町村、勤務先、iDeCoの運営管理機関から案内を確認し、早めに区分変更を進めることが大切です。

第1号被保険者・第3号被保険者・会社員でiDeCoの加入条件はどう変わる?

iDeCoの加入条件は、国民年金の被保険者区分によって異なります。

第1号被保険者は、自営業者、フリーランス、学生、無職の人などが該当し、国民年金保険料を納付していることが原則条件です。

第3号被保険者は、会社員や公務員などに扶養される配偶者で、専業主婦・主夫が代表例です。

会社員は第2号被保険者にあたり、勤務先の企業年金制度の有無によって掛金上限が変わります。

つまり、同じ「無職」でも、国民年金に自分で加入するのか、扶養に入るのかでiDeCoの扱いは変わります。

また、国民年金保険料の未納があると第1号被保険者としてiDeCoに加入できない点にも注意が必要です。

制度を正しく使うには、単に職業ではなく年金区分で考えることが重要です。

区分主な対象iDeCo加入のポイント
第1号被保険者自営業、フリーランス、学生、無職国民年金保険料の納付が必要
第2号被保険者会社員、公務員勤務先制度により上限が変動
第3号被保険者扶養内の専業主婦・主夫加入可能、上限は第1号より低い

専業主婦・主夫・フリーランス・自営業者・公務員の対象範囲を整理

無職と一口にいっても、iDeCo上の扱いは立場によって異なります。

専業主婦・主夫は、配偶者の扶養に入り第3号被保険者であれば加入対象です。

フリーランスや自営業者は第1号被保険者として扱われ、比較的高い掛金上限が設定されています。

一時的に仕事をしていない求職中の人も、国民年金に加入していれば第1号被保険者として継続できる場合があります。

公務員は在職中は第2号被保険者ですが、退職して無職になれば区分変更が必要です。

つまり、職業名よりも「今どの年金制度に属しているか」が重要です。

自分は無職だから対象外だと思い込まず、扶養状況や国民年金加入状況を確認することで、継続できるかどうかを正しく判断できます。

iDeCoを無職で続けるメリットを検証

無職の状態でiDeCoを続けるか迷うときは、節税以外のメリットを冷静に整理することが大切です。

iDeCoは「掛金の所得控除」ばかり注目されがちですが、実際には運用益非課税、老後資産の強制積立、再就職後の継続性といった利点があります。

特に、無職期間中でも資産形成の習慣を止めたくない人にとっては、制度を維持する意味があります。

また、掛金の拠出を止めても資産を運用し続けられる仕組みがあるため、完全にやめる以外の選択肢も取れます。

短期的な節税効果だけでなく、長期の資産形成ツールとして見たときに、自分にとって価値があるかを考えることが重要です。

所得控除がなくても資産運用を継続できるのは大きなメリット

無職になると所得控除の恩恵は小さくなりますが、それでもiDeCoで資産運用を続けられる点は大きなメリットです。

投資信託などで長期運用をする場合、利益に税金がかからないことは複利効果を高めるうえで有利です。

特に老後まで10年、20年と運用期間がある人ほど、非課税の恩恵は積み重なります。

また、無職期間は将来への不安から投資を止めたくなりがちですが、積立を継続することで相場の上下に左右されにくい長期投資を続けやすくなります。

節税だけを目的にしていると魅力が薄れますが、資産形成そのものを目的にしている人には十分な価値があります。

「今は税金が減らないから無意味」と決めつけず、非課税運用の効果を長期視点で見ることが大切です。

掛金の拠出を止めても運用指図者として資産を保有できる

iDeCoは、無職になったからといって必ず掛金を払い続けなければならないわけではありません。

家計が厳しい場合は掛金の拠出を停止し、運用指図者としてこれまで積み立てた資産をそのまま保有・運用することができます。

この仕組みがあるため、「続けるか解約するか」の二択ではなく、状況に応じて負担を軽くしながら制度を維持できます。

特に失業期間が一時的な人にとっては、無理に積立を続けて生活費を圧迫するより、いったん停止して再就職後に再開するほうが合理的です。

ただし、運用指図者でも一定の手数料がかかる場合があるため、完全にコストゼロではありません。

それでも、積み上げた老後資産を非課税で運用し続けられる点は大きな利点です。

再就職・転職先が決まった後も個人型確定拠出年金として活用しやすい

無職期間が一時的で、今後再就職や転職を予定している人にとって、iDeCoは継続しやすい制度です。

勤務先が変わっても、必要な変更手続きを行えば個人型確定拠出年金としてそのまま活用できます。

企業型DCのある会社へ転職する場合でも、マッチング拠出やiDeCo併用の可否を確認しながら調整できます。

つまり、退職したから制度が無駄になるわけではなく、働き方が変わっても資産形成をつなげやすいのが特徴です。

転職のたびに資産形成をゼロからやり直す必要がないため、長期で見れば大きなメリットになります。

無職期間だけを切り取って判断するのではなく、その後の働き方まで含めて考えると、iDeCoを維持する価値が見えやすくなります。

iDeCoを無職で続けるデメリットとリスク

iDeCoは無職でも続けられる場合がありますが、メリットだけで判断するのは危険です。

特に収入がない時期は、掛金負担や手数料、資金拘束の重さが普段以上に気になりやすくなります。

また、投資商品を選んでいる以上、元本割れの可能性もあります。

NISAと比べると自由度が低く、必要なときに引き出せない点を不便に感じる人も多いです。

無職の人にとって重要なのは、「制度として有利か」だけでなく、「今の生活に無理がないか」を確認することです。

ここでは、無職でiDeCoを続ける際に押さえておきたい代表的なデメリットとリスクを整理します。

収入がない時期に手数料と払込負担が重くなりやすい

無職でiDeCoを続ける最大の負担は、収入がない中でも掛金や手数料が発生することです。

毎月の掛金は将来のための積立とはいえ、失業中や専業主婦・主夫の家計では重く感じやすいです。

さらに、iDeCoには国民年金基金連合会や信託銀行、運営管理機関に支払う各種手数料がかかるため、節税メリットがない状態ではコスト感が目立ちます。

掛金を少額にしても、家計に余裕がなければ心理的負担は小さくありません。

特に生活防衛資金が十分でない人は、老後資金よりもまず当面の生活資金を優先すべき場面もあります。

無理に継続すると、結果的に預貯金を取り崩してしまい、本末転倒になる可能性があるため注意が必要です。

原則60歳まで解約できず資金拘束のリスクがある

iDeCoの大きな特徴であり、無職の人にとって大きなデメリットにもなるのが、原則60歳まで資産を引き出せないことです。

これは老後資金を確実に残すための仕組みですが、収入が途絶えた状況では強い資金拘束として感じられます。

たとえば、失業が長引いたり、病気や家族の事情で急な出費が必要になったりしても、iDeCoの資産を生活費に回すことは基本的にできません。

そのため、生活防衛資金が十分にない人が無理にiDeCoを続けるのは危険です。

老後資金を守る制度としては優秀ですが、流動性の低さは明確な弱点です。

無職期間にiDeCoを続けるなら、少なくとも数か月から1年程度の生活費を別に確保したうえで判断することが重要です。

元本割れの可能性がありNISAより使いにくいと感じる理由

iDeCoで投資信託を選んでいる場合、当然ながら元本割れの可能性があります。

無職の時期は精神的にも家計的にも余裕が減りやすいため、評価額の下落を強くストレスに感じる人も少なくありません。

また、NISAと比べるとiDeCoは引き出し自由度が低く、口座開設や変更手続きもやや複雑です。

NISAは必要なときに売却して現金化できますが、iDeCoは老後資金専用のため途中換金ができません。

そのため、「非課税投資ならNISAのほうが使いやすい」と感じる人も多いです。

ただし、iDeCoは老後資金を強制的に確保する制度としての役割があり、NISAとは目的が異なります。

使い勝手だけで比較せず、何のためのお金かを分けて考えることが大切です。

項目iDeCoNISA
運用益非課税ありあり
掛金の所得控除ありなし
途中引き出し原則不可可能
無職時の使いやすさ低め高め

無職のiDeCo掛け金はいくらまで?掛金の上限額と変更方法

無職になった場合のiDeCo掛金は、単純に「無職だからいくら」と決まるわけではなく、国民年金の被保険者区分によって上限額が変わります。

第1号被保険者なら比較的高い上限が設定されますが、国民年金基金との合算ルールに注意が必要です。

一方、専業主婦・主夫として第3号被保険者になる場合は上限が低くなります。

また、家計状況に応じて掛金を減額したり、拠出を停止したりすることも可能です。

無職の時期は無理なく続けることが最優先なので、制度上の上限いっぱいまで積み立てる必要はありません。

ここでは、立場別の上限額と、掛金変更時の実務上の注意点を整理します。

第1号被保険者や自営業の掛金上限は国民年金基金との合算に注意

退職後に国民年金へ加入し、第1号被保険者となる無職の人や自営業者、フリーランスは、iDeCoの掛金上限が月額6万8,000円です。(2026年6月時点)

ただし、この金額は国民年金基金や付加年金などとの関係を踏まえて確認が必要で、特に国民年金基金に加入している場合は合算上限に注意しなければなりません。

上限いっぱいまで拠出できるからといって、無職期間に無理をして積み立てるのはおすすめできません。

収入が不安定な時期は、まず生活費と緊急予備資金を優先し、そのうえで余裕資金の範囲で設定することが大切です。

制度上の上限と、家計上の適正額は別物です。

特に求職中の人は、再就職までの期間を見込みながら慎重に掛金を決めましょう。

専業主婦・主夫の掛け金上限と無理のない積立額の考え方

配偶者の扶養に入り、第3号被保険者となる専業主婦・主夫のiDeCo掛金上限は月額2万3,000円です。(2026年6月時点)

ただし、上限まで積み立てる必要はなく、家計全体のバランスを見て無理のない金額にすることが重要です。

専業主婦・主夫は自分自身の所得がないことが多いため、掛金の原資は実質的に世帯収入から出すことになります。

そのため、教育費、住宅ローン、生活費、緊急予備資金との優先順位を整理したうえで設定すべきです。

老後資金づくりとしては有効ですが、節税メリットが薄い場合は、NISAや預貯金との配分も比較したいところです。

「続けられる金額」で長く積み立てることが、結果的に最も現実的な活用法になります。

掛金を減額・停止するときの変更届と自動引落の注意点

無職になって家計が厳しくなった場合、iDeCoの掛金は減額や停止が可能です。

ただし、口座引き落としを止めたいだけでは自動的に反映されず、所定の変更届を運営管理機関へ提出する必要があります。

手続きの締切に間に合わないと、翌月以降もしばらく引き落としが続くことがあるため注意が必要です。

また、掛金停止後は運用指図者となり、積立は止まっても資産運用自体は継続できます。

金融機関によって書類名や提出方法、反映時期が異なるため、事前に確認しておくと安心です。

無職期間に無理をして払い続けるより、早めに減額や停止を検討したほうが家計管理しやすくなります。

立場掛金上限注意点
第1号被保険者月額68,000円国民年金基金との合算に注意
第3号被保険者月額23,000円世帯収入とのバランスが重要
掛金変更時減額・停止可変更届の提出が必要

無職になったら必要なiDeCoの手続きと書類

iDeCoに加入している人が無職になった場合、最も重要なのは放置しないことです。

退職すると国民年金の被保険者区分や勤務先情報が変わるため、iDeCoでも変更手続きが必要になるケースがほとんどです。

また、再就職した場合や企業型DCのある会社へ転職した場合も、追加の届出が必要です。

必要書類は状況によって異なりますが、基本的には加入者資格の変更届、事業所登録申請書、掛金額変更届などが関係します。

手続きを怠ると、掛金の引き落とし停止や資格不整合が起こることがあるため、退職後は早めに確認しましょう。

ここでは、退職時から再就職、企業年金からの移換まで、代表的な手続きを順番に解説します。

退職時・退職後に必要な手続きの流れと提出書類を解説

退職したら、まず確認すべきなのは今後の年金区分です。

自営業や求職中として国民年金に加入するのか、配偶者の扶養に入るのかで、iDeCoの提出書類が変わります。

一般的には、加入者被保険者種別変更届などの提出が必要になります。

掛金を継続する場合は新しい資格に応じた登録が必要で、停止する場合でも手続きが必要なことがあります。

書類は運営管理機関のサイトから取り寄せるか、コールセンター経由で請求するのが一般的です。

退職後すぐは健康保険や年金、失業給付など手続きが多くなりますが、iDeCoも後回しにせず早めに対応することでトラブルを防げます。

就職・再就職・転職で勤務先が変わったときの変更手続き

無職期間の後に就職・再就職・転職した場合も、iDeCoでは勤務先変更の手続きが必要です。

特に会社員として厚生年金に再加入する場合、勤務先の企業年金制度の有無によってiDeCoの掛金上限や加入可否が変わることがあります。

企業型DCがある会社では、iDeCoとの併用条件を確認しなければなりません。

必要書類には、事業主証明書が関係することもあり、勤務先の人事・総務部門に依頼する場面があります。

転職先が決まったら、入社後できるだけ早く制度の有無を確認し、運営管理機関へ必要書類を提出しましょう。

手続きを怠ると、掛金設定が旧区分のままになり、後から修正が必要になることがあります。

企業型DCや確定給付企業年金から個人型へ移換する方法

退職時に企業型DCへ加入していた人は、転職先に企業型DCがない場合や無職になる場合、資産を個人型のiDeCoへ移換する手続きが必要になることがあります。

また、確定給付企業年金からの移換可否も制度内容によって異なります。

移換を放置すると、自動移換となって手数料がかかり、運用も制限される可能性があるため注意が必要です。

通常は、iDeCo口座を開設して移換申請書を提出し、企業年金側の資産を移す流れになります。

すでにiDeCo口座を持っている場合でも、追加の手続きが必要です。

退職後は忙しくなりがちですが、企業年金資産の移換は期限管理が重要なので、早めに確認しておくことが大切です。

無職から再スタートする人のiDeCo活用法

無職の期間はiDeCoの扱いに迷いやすいですが、その後の働き方によって最適な活用法は変わります。

再就職して会社員になるのか、自営業やフリーランスとして独立するのか、配偶者の扶養に入って専業主婦・主夫になるのかで、掛金上限や手続き、活用の考え方が異なります。

大切なのは、無職の今だけで判断せず、次のライフスタイルに合わせて制度をつなげることです。

iDeCoは働き方が変わっても継続しやすい制度なので、再スタート後の設計まで見据えると使い方が整理しやすくなります。

ここでは、代表的な3つの再スタートパターンごとにポイントを解説します。

再就職した会社員が企業型年金ありの勤務先へ入る場合の対応

再就職先が企業型DCやその他の企業年金制度を導入している場合、まず確認すべきなのはiDeCoとの併用可否です。

会社によっては企業型DCのみ加入となる場合もあれば、条件付きでiDeCoを併用できる場合もあります。

この違いによって掛金上限や手続きが変わるため、入社後は人事・総務へ早めに確認しましょう。

必要に応じて事業主証明書の提出や加入区分変更が必要になります。

企業型年金がある会社へ入ったからといって、必ずiDeCoが不要になるわけではありません。

制度の組み合わせ次第では、引き続き老後資産形成を強化できます。

再就職時は給与条件だけでなく、企業年金制度も含めて確認することが大切です。

自営業・フリーランスになった場合の掛金上限と活用法

無職から自営業やフリーランスとして独立した場合、iDeCoは比較的活用しやすい制度になります。

第1号被保険者として掛金上限が高く設定されているため、老後資金を自分で準備する必要がある人には相性がよいです。

会社員と違って退職金制度がないことも多いため、iDeCoを使って計画的に積み立てる意義は大きくなります。

また、所得が出るようになれば掛金の所得控除メリットも再び活かしやすくなります。

ただし、独立直後は収入が不安定になりやすいため、最初から上限いっぱいに設定するのではなく、事業の資金繰りを見ながら無理のない額にすることが重要です。

安定後に増額する考え方が現実的です。

配偶者の扶養に入る専業主婦・主夫になった場合の考え方

無職になった後、配偶者の扶養に入り専業主婦・主夫になる場合でも、iDeCoは継続や新規加入が可能なケースがあります。

この場合は第3号被保険者として扱われ、掛金上限は第1号被保険者より低くなります。

自分の所得がないため掛金の所得控除メリットは小さく感じやすいですが、運用益非課税や老後資産の確保という意味では活用価値があります。

ただし、世帯全体の家計から積み立てることになるため、教育費や住宅費とのバランスを見ながら設定することが大切です。

節税目的よりも、将来の自分名義の老後資産を作る手段として考えると、iDeCoの位置づけがわかりやすくなります。

iDeCo 無職 でよくある質問

最後に、「iDeCo 無職」に関して特によくある疑問をまとめます。

検索する人の多くは、「無職でも加入できるのか」「退職金があるなら不要なのか」「払えなくなったらどうするのか」といった実務的な不安を抱えています。

iDeCoは制度がやや複雑なため、断片的な情報だけで判断すると誤解しやすいです。

ここでは、無職期間の継続可否、退職金との関係、払込が難しいときの対応について、要点をわかりやすく整理します。

迷ったときは、加入区分と家計状況を確認したうえで、必要なら金融機関や公的窓口にも相談しましょう。

無職期間は加入できる?加入者のまま継続できる?

無職期間でも、国民年金の被保険者区分を満たしていればiDeCoに加入または継続できる場合があります。

たとえば、国民年金に加入する第1号被保険者や、扶養に入る第3号被保険者であれば対象になることがあります。

すでに加入者であれば、退職後も必要な変更手続きを行うことで継続可能です。

ただし、会社員時代の情報のまま放置すると資格不整合になるため、退職後は必ず手続きを確認しましょう。

また、掛金を払えない場合でも、運用指図者として資産を保有し続ける選択肢があります。

無職だから即終了ではなく、区分変更と手続きがポイントになります。

退職金があってもiDeCoを続ける意味はある?

退職金がある場合でも、iDeCoを続ける意味がなくなるとは限りません。

退職金はまとまった老後資金の土台になりますが、それだけで老後生活費を十分にまかなえるとは限らないからです。

iDeCoは運用益非課税で資産形成を続けられるため、退職金とは別枠で老後資産を増やす手段になります。

また、再就職して所得が発生すれば、掛金の所得控除メリットも再び活かせます。

ただし、無職期間中に生活費へ不安があるなら、退職金を生活防衛資金として厚めに残すほうが優先です。

退職金があるかどうかではなく、その資金を何に使う予定か、老後資金が十分かで判断するのが基本です。

退職後に払込できないときはどうする?解約や移換は可能?

退職後にiDeCoの掛金を払えなくなった場合、まず検討したいのは掛金の減額や停止です。

iDeCoは原則として60歳まで解約できないため、「生活が苦しいから解約して現金化する」ということは基本的にできません。

ただし、掛金を止めて運用指図者となり、これまでの資産を保有し続けることは可能です。

また、企業型DCの資産がある場合は、条件に応じてiDeCoへ移換する手続きが必要になることがあります。

重要なのは、払えない状態を放置しないことです。

早めに運営管理機関へ連絡し、減額・停止・移換のどれが適切か確認することで、余計なトラブルを防げます。

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